6.04.2010
Amritsar
インド旅行中はブログ書くつもりだったけど、
結局全然できなかったので、今こうやって振り返ってみようとおもいます。
思い出せば出すほど、帰りたくなっちゃうな。
まず一発目はインドの比較的北に位置するパンジャーブ州のアムリトサルという、シーク教の聖地です。
ここは、陸路でパキスタンへ抜ける際の国境地点でもあります。
シーク教はあのターバンをつけてひげをはやしている、ザ・インド人の象徴ともなる人達です。
しかしながらシーク教徒はインドの人口のたった2%ほどにしかすぎないにも関わらず、
インド人のイメージはこのシーク教徒の格好を私たちが想像してしまうのはなぜなんでしょう。
私がここにいたのは去年4月に半月ほど。
写真に写っているこのお寺がインドの金閣寺、シーク教の総本山のゴールデン・テンプル(ハリマンディル)。
周りにはグルドワラーという、シーク教のお寺があり、不死の池と呼ばれる池にゴールデン・テンプルは浮かんでいます。アムリトサルという名の由来は不死の池から来ています。
熱心な教徒はその池で、池で泳ぐ鯉と一緒に沐浴をし、体を清めます。
このゴールデンテンプルの中は実際入れるようになっていて、実質3階建てとなっており、
1階にはタブラや、アコーディオンを演奏する人達のそばに、教典が大切に祭られています。
シーク教の人はどうやら、この本がとても重要なものらしく、
夜の10時にはこの本が特定の場所に納められ、朝の4時になると、またこのゴールデンテンプルに移動されます。この儀式は毎日毎晩やっているそう。
敷地のすぐそばには巡礼者を泊める宿舎(外国人も泊まれる+無料)と、なんとこちらも無料で食事が食べれるところがあります。
シーク教はカースト制度などを否定しています。
助け合いの精神も強く根付いているのか、食堂らしきところでは、大量のシーク教徒(一般人)が皿をあらったり、野菜の皮をむいたりしてボランティアをしていました。これにはとても感心。
敷地は24時間解放していて、私も滞在中は早朝、朝、昼、夕方、夜、深夜とすべての時間帯にここを訪れました。
なんでしょう・・・早朝、大理石のひんやりとしたところにあぐらをかいてボーっとゴールデン・テンプル眺めながら、朝日の光を反射するのを待っている時間・・・。
なんだかとても幸せな気持ちになれるのです。
あの敷地内はやはりとてつもないオーラを感じました。
それは信者ではない私でも。
宗教ってものを建造物や音楽や儀式などで目の当たりすると、
そのすごさにただただ驚くばかりです。
また、不死の池の鯉が泳ぐのを眺めながら、ターバンのおじさんたちと一緒にあぐらかいて、たわいもない話をしたいもんです。
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