9.10.2010
I am on the moon surface
インドに行く直前にどうしても行きたくって、急いでレー行きの飛行機のチケットを取った。
レーというところは、昔ながらのチベットの文化が残っている場所だという。
私が計画を立てていた時期は丁度、チベットで暴動があったときで、
とてもじゃないけれど、チベットにはいけるような状況ではなかった。
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レーという一番栄えた街から、四駆で6時間から7時間ほど行った、
中国の国境近くにパンゴン湖というところがある。
中国との国境近くとあって、あまり関係のよくない位置なので、許可がないといけない場所だ。
湖を越えればすぐそこはチベット。
ラダックというレーも含めたこの場所一帯は、
私がインドを旅した中で一番、日本からかけ離れて、
そして遠くまでやってきたなぁと実感した場所だった。
岩肌しかみえない道がどこまでも続いていて、
ここは月面なんじゃないかと思った。
パンゴンはそれはもう美しく
地層の成分なのか、湖は光に当たってエメラルドグリーンに光っていた。
こんなに壮大で美しい湖は今までは見たことなかった。
湖畔に一件しかない、親子が営むゲストハウスに一泊し、
ほかのツアー客と和気あいあい、お酒なんか飲んでしまったらさぁ大変。
標高3000mでお酒を飲むとどうなるか、心臓が破裂するんじゃないかと思うくらい
動機が激しくなり、息苦しくなってしまいました。
現地の人とむやみに飲むもんじゃないですね・・・。
翌朝もピーンした空気に青空。
太陽の光を受けて黄金に輝く岩肌。
本当に別世界にいるようだ。
本当にこういう場所があるってことを知っただけで、
6時間7時間車にのって来た甲斐があったと思った。
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