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9.10.2010

I am on the moon surface





インドに行く直前にどうしても行きたくって、急いでレー行きの飛行機のチケットを取った。
レーというところは、昔ながらのチベットの文化が残っている場所だという。
私が計画を立てていた時期は丁度、チベットで暴動があったときで、
とてもじゃないけれど、チベットにはいけるような状況ではなかった。



****


レーという一番栄えた街から、四駆で6時間から7時間ほど行った、
中国の国境近くにパンゴン湖というところがある。
中国との国境近くとあって、あまり関係のよくない位置なので、許可がないといけない場所だ。

湖を越えればすぐそこはチベット。


ラダックというレーも含めたこの場所一帯は、
私がインドを旅した中で一番、日本からかけ離れて、
そして遠くまでやってきたなぁと実感した場所だった。

岩肌しかみえない道がどこまでも続いていて、
ここは月面なんじゃないかと思った。

パンゴンはそれはもう美しく
地層の成分なのか、湖は光に当たってエメラルドグリーンに光っていた。
こんなに壮大で美しい湖は今までは見たことなかった。

湖畔に一件しかない、親子が営むゲストハウスに一泊し、
ほかのツアー客と和気あいあい、お酒なんか飲んでしまったらさぁ大変。
標高3000mでお酒を飲むとどうなるか、心臓が破裂するんじゃないかと思うくらい
動機が激しくなり、息苦しくなってしまいました。
現地の人とむやみに飲むもんじゃないですね・・・。


翌朝もピーンした空気に青空。
太陽の光を受けて黄金に輝く岩肌。
本当に別世界にいるようだ。


本当にこういう場所があるってことを知っただけで、
6時間7時間車にのって来た甲斐があったと思った。

7.22.2010

Sand dunes


砂漠に一人ぼっち。

熱風に吹かれ、見渡す限りの砂漠の上を歩く。
このままらくだ使いの人がいなくなっちゃったら
私、ここに取り残されるんだろうな・・・と考えたり。

ここに来たら、なんだか急に寂しく思えた。
何にもなくて、それが怖かった。

この日の夜は満月。
灯りが一切ない砂漠に、満月の光だけが煌々と光っている。
聞こえる音といったら、遠くから聞こえる放し飼いのらくだ達の首につけているベルの音と、
びゅうびゅうと砂漠を抜ける風の音だけ。

都会に慣れてしまったせいなのか、
こんなシチュエーションを経験したことがないからなのか、
旅の最後のほうで、疲れてしまっていたのか、
このキャメルサファリは楽しみにしていたはずだったのに、
思ったほど楽しくはなかった。
どちらかといえば寂しさがこみ上げてくるようだった。
Into The Wildの映画のような、
自由なことをして、大好きな旅をしているけれど、
孤独を感じるような・・・そんな感じ。


砂漠はもしかしたらそういう力があるのかもしれませんね。